2020-04-01 第201回国会 参議院 決算委員会 第1号
ところが、実際は三月六日に、先ほどもちょっと御紹介ありましたけれど、そういうことを想定して、財務大臣、経産大臣、金融担当大臣の名前で、各金融機関、政府系金融機関だけではなくて、条件変更債権については丁寧に柔軟に対応するようにという通知が六日に出ているんですよね。民間の金融機関にも、麻生金融担当大臣の名前で、条件変更については迅速かつ柔軟に対応することと出ているんですよね。
ところが、実際は三月六日に、先ほどもちょっと御紹介ありましたけれど、そういうことを想定して、財務大臣、経産大臣、金融担当大臣の名前で、各金融機関、政府系金融機関だけではなくて、条件変更債権については丁寧に柔軟に対応するようにという通知が六日に出ているんですよね。民間の金融機関にも、麻生金融担当大臣の名前で、条件変更については迅速かつ柔軟に対応することと出ているんですよね。
○細溝政府参考人 中小企業金融円滑化法の施行後の状況で見てみますと、貸出金全体に占める条件変更債権の残高の割合は、比較的限定的でございます。それからまた、債務者区分引き当てにつきましても、各金融機関の判断で、実態を踏まえた適切な債務者区分引き当てが行われているものと承知しております。こうしたことから、金融機関の健全性に現時点で大きな問題は生じていないと認識しております。
要は、経営改善が最長十年以内に行われれば不良債権に認定しないというような、こういう変更をしたことによって、過去一年間で約二兆円の貸出債権が不良債権に認定されなかったという実績も上がっておりますので、今回はその基準を更に拡大をするわけでありますので、相当の部分の条件変更債権が不良債権化しないという状態になると思います。
ただ、実際に借り手としては、一度条件変更をすると、例えば、これが今度条件変更債権だというデータが残って、また新規の融資がやりづらくなるというようなことがあるのではないかという心配を持っている場合もあります。その辺、ちょっとお答えいただけますでしょうか。そういうことがあるのかないのか、一回条件変更をしてもまたニューマネーが出てくるのか出てこないのか。局長で結構です。
ただし、ただしですね、借り換えたりなんかをした場合には条件変更債権という形で不良債権になってしまうので、なかなかその金融庁の、これは竹中さんが決めたルールですが、その条件変更ができ難かった。そのために、金利そのもの自体が本来であればもっと引き下げられるはずだったのに、その恩典はなかなか受けられなかった、これがまず一つ実態でございます。
そういうものの中には要管理先についての認定の厳格化と申しましょうか、特に条件緩和債権について前々からこの場でもお答えしておりますように、いわゆる従来貸してきた、継続的に貸してきた先についても、その契約更改期に、その時点の債務者の状況に応じて金利を上げてもらわなきゃいかぬのが上げていないというようなものも、これは条件緩和債権なんだと、条件変更債権なんだというような認識をしてくれ、さらには要注意先の引き
それに加えて、先ほど来議論がありましたように、条件変更債権というものの厳格な適用があったということが加わっているというやや特殊な事情が背景にあるということでありまして、これをもってくめども尽きぬ何とかというような表現でもってこれを一般化するのは、いささか失当である、このように申し上げます。
○柳澤国務大臣 要するに、条件変更債権というものがございます。この条件変更債権になりますと、これは要管理債権ということになるわけでございますけれども、それでは条件変更とは何ぞやということが問題になるわけでございます。
ところで、その次にはまた貸出先への金利減免だとか貸出期間の延長などの条件変更債権が一千億余りあるという説明でありました。